May 16, 2006   説教と笑いの境界 :  Project p-site

書いているシナリオの主人公が「物事を穿った見方をするダメ子さん」なんですが、
それをあまり前面に出しすぎると説教臭くなるし、全然出さなかったらシナリオのオチが生きてこなくて。
で、笑いとしても微妙な感じの性格なので、作っておいてなんですが、「なんでこんな性格にしたのか」と頭を抱えています。
T-Akfです。

説教の中にくだらないギャグを入れるのは誰でもできるんですけど、ギャグの中に説教を入れるってのはなかなか難しくて。
自称「成り行きで他人を助けることが趣味」の神父さんとそんな彼の本性を知っている幼馴染の花屋の看板娘、そして傭兵を夢見て傭兵になったものの、何をしたらいいのか分からない少女の三人で構成されているのですが。
ほとんど毎回のように神父さんが説法を説くのですが、それじゃあ面白くないっつーか。
うーん。
全体的に「ユルく」ってのが目標なので、あんまり露骨に説教しても面白くないしなー。
かといって、その手の「Moral」で終わるのがこの物語の形式っつーか。

おとぎばなしや童話って言うのは物語のオチに「Moral」ってのがあって。
赤ずきんも「どんなにやさしいことを言っても狼は狼なんだから気を抜くと食べられちゃうぜ」って言うお話なのよね。
赤ずきん、つまり少女とやさしい狼、つまり貴族の男性の関係を風刺して、最後に「気をつけろよ」ってMoralを書いて物語が完結してる。
でも、赤ずきんがクドくないのは、その「Moral」をキャラクターではなく作者に語らせたからなんだよなー、と。
ト書きができないRPGのシナリオでは、「Moral」をキャラクターの口を介して語らせないといけない。
だから直球で言うと説教臭くなるんですよねー。
うーむ、ひねりどころが難しいです。

Written by T-Akf

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