August 11, 2006   蛇口から水は出ない。 :  China Travel

中国旅行の初日。
普通に眠いのは今朝尋常じゃなく早起きしたからでしょうか。
まぁ、そりゃ、10時8分の便なのでかなり急がないといけないのは確かですが、それよりも問題だったのは前日の遅くの段階ですら予定が明確に決まっていなかった、というカオスっぷりだと思います。
なんかスケジュール観てると初日は父の知人の家で泊まるかもしれない、とか書いてるんですけど。
コレはなんでですか。
だとしたらT-Akf貯金はたいてでもホテル泊まりたいんですけど。
どうせ500元(人民元は1元辺り大体14.7円)もあればある程度良いホテルに泊まれるワケで。
T-Akfが会ったことが一回あるか否か、くらいの人の家に泊まるなら多少不安でも一人で泊まるがな、泊まるがな。
なんて考えながら、飛行機に乗り込みました。
チケットを取った後、「ANAとか良いからそれ探したら?」とか言ってたんですが、流石に五日前の段階で取れるワケもないので、普通にキャセイ。
ちなみにキャセイ航空は香港の航空会社なのかな? 事故率はJALとほとんど同じですね。
日本で一番安全で、快適なのはANA、一番アレなのがJALなので、日本の中ではやや低水準、ただし中国南方航空とかに比べると安全なようです。
運良く、今のところ航空事故には遭遇してないものの、やっぱりそういうリスクは回避するに越したことはないので。

香港についてすぐ、蛇口(ジャグチ、じゃなくてSHEKOU、シェコウね。日本語読みでもジャコウ)へのフェリーのチケットを購入。
システム的に香港で入国手続きを済ませてしまうとフェリーじゃなくて陸経由で中国に入らないといけないらしいですね。知らんけど。
「ナンジ?」とカタコトジャパニーズで話しかけられたのですが、まさか日本語で来るとは思わなかったので、ちょっと混乱して「As early as possible one please」と英語で答えてしまったのはボクとキミの内緒だ!
ちなみにここはまだ香港だし空港なので英語は結構簡単に通じます。
ええ、ここで安心したのが運のツキだったのはこの先痛感するわけですが。

さて、一番早いフェリーってのは13:30発。
確か父親からのメールでは14:30か15:30で来るように、って書いてたと思うんですけど。
手元のプリントアウトしたデータを見てもどうやら黄色でアンダーラインを引いていたらしく、ケチくさく白黒プリントしたメールでは見れません。
ていうか私のパソコンではワードのファイル(*.doc形式)は開けないので、このためにOpen Officeをインストールしたので、実際はどんな感じだったのかまったく知りません。
微妙にビジュアルインターフェイスが違うらしいっすね。いや知らんけど。知らないことばっかりのT-Akfです。

ということで時計を見るとすでに13:02。全力でキャリーバッグ(旅立つ前日に購入。手荷物サイズがなかったのだ)を引きずってシャトルバスへ。
んで、そのままフェリーに乗り込む。
どうやらT-Akfはラスト二人のうちの一人だったらしい。
その割りに船内はスカスカ。
ここにきてようやく「あ、やっぱり1時間早い便に乗ったかなー」と実感したのですが、すでに遅し。
微妙に揺れる船に多少酔いながら、蛇口へ到着。
入国手続きをここで行うワケですが、書いてるのはT-Akfだけなので、何を書けば良いのかよく分かりません。
とりあえずさいとしーいんぐさいとしーいんぐ、って思ってもその英単語は見つからず。
微パニックに陥りつつもなんとか書きました。
そういえはT-Akfが向かう先は深セン、ShenzenなのでSZで良いのでしょうか。
とりあえずSZって書いたんですが分かりません。
適当で良いんですねきっと。

で、かなり手間取って入国手続きをして中国に入ったのですが、案の定出迎えの人は見当たらず。
なんか「武田様」と書いたプラカードを持った人が来るらしいので、とりあえず探すのですがMr. Johnとかしか見かけません。
ちなみにジョンは下の名前なのでそこにミスターをつけるのはT-Akf的には違和感があるんですが。
そもそも中国なんて生まれて二回目のT-Akf(一回目は小学生だったんでついていくだけだったし)、きょろきょろしていると中国人が話しかけてきました。
最初は中国語で話しかけてきたので、T-Akfも「中国語がしゃべれない」と伝えようと思って口を開く。
「Entschuldigung, Ich kann nicht sprachen Chinese.」
それドイツ語ー!!!
数秒固まる相手と、T-Akf。
「Nein, Nein...じゃない、No, no... I cannnot understand Chinese. Can you speak English?」と補足。
相手も納得してくれたのですが、英語が非常に中国訛りがかかってて聞き取れず、「ああ、なんだかんだ言ってフランスやドイツで聞いた英語もなまってたけど聞き取りやすかったなー」と思うくらいに。
どうやら「Tourring Pass」を持っているかどうか、という話だそうで。
しかしT-Akfが「パス」として持ってるのはパスポートくらいしかないよ、と伝えたら「そうじゃなくて、ほら、Tourrist?」と聞かれて。
その言葉が意味するものが純粋に「旅行者」なのか、あるいはJTBツアーとかの客なのか。
というかそもそもそんなことを言えばT-AkfはJTBの格安チケットで……いやそれは関係ない。
良くあるタクシー業者だろうと七割くらいは確信しているんですけど、残りの三割くらいで「もしも父親が寄越してきた人だったら申し訳ない」とも思うので、あまり強く断ることもできず。
ということで、「Are you said by Mr. Takeda to waiting for me?」と高校の英語の教科書に載るような典型的なby for to文で聞いてみるものの、キョトンとされる。
んで、「Ah, but is someone waiting for you?」と、周りを示しながら言われるとやはり困ってしまうので。
とりあえず「自分は早く来すぎたので、一時間待ちます」と伝えたら携帯電話を使えと。
どうせ金取るんだろ、って思ったので「It's enough, thanks」とさっさと話を終わらせてその辺のベンチで読書。
三十分後くらいにまたきて「ほら、誰も来ないじゃん!」って言われたんだけどまぁこの時間に来るわけも無いのでこの人は何を言っているんだろうと思ったのですが。

さらに三十分後、父親本人が来訪。
てめぇプラカード持ってねぇじゃねぇかって言うか本人が来るのかよって言うかお前仕事どうしたんだよって言うかそもそも……ああもう父親だし良いです。

と言うことで、父親登場。
彼の簡単な紹介をするなら、深センに大体15年くらい住んでる現地で仕事してる人なんですが、そろそろ定年と言うことで父の仕事を知らないT-Akfが見に行った、って感じなのです。
会社の車で来た父親はそのまま運転手に告げて、T-Akfたちは父親が深センで主に住んでるアパートへ。

とりあえず中国で最初に衝撃だったのは信号の無意味な複雑さ、ですかね。
赤・黄・青、そして下の段に進行可能な矢印、ってのが日本の一般的スタイルです。
とりあえず青になって、ドコにでも進めて、でも右折車が通れなくなるので、赤になってから右折だけ可能な状態になり、また黄色→赤となって対向車線が青、というスタイルが日本ですね。
中国は青信号がある場合もあるんですが、多くの信号は横に長くなってます。
赤・黄・各進行方向の矢印。
だから直進オンリー、で、その上矢印が点滅してから黄色になって次は右オンリー、って感じ。
(ちなみに中国は右側通行ね)
しかも最初に左折オンリーとなって、その次に直進と右折、みたいな、日本とは逆の順序だったりします。
まぁ、それは良いんですけど、問題はこの信号、誰も守ってないこと。
ほとんど誰も守ってない。
赤でも車がなかったらいくし、車があっても勝手に進むから交差点は瞬く間にカオスになります。
しかも全員が「俺が俺が」と前に出まくるので事故もあり、さらにその事故も父親いわく「主張した方が勝ち」らしく、法とかそんなんめちゃくちゃ。
だから事故ると三時間くらい口論、警察を呼んでも交通状況がめちゃくちゃな上誰も譲ろうとしないので、到着まで数時間かかり、到着してから両者の主張を聞くので昼に起きた事故の解決が夜になるとかがザラらしいです。
なんじゃそら。
しかもその間、現場保存の精神に則ってるのか車は一切動かさず。
交差点の真ん中で事故った日にはめちゃくちゃです。
やる気あんのか、って感じです。
まぁ、この辺の法整備が成長に追いついてないのは確かなんですけどね、中国。
GDPもGNPも毎年10%ずつ上昇してるのが数年続いてるんだから、車の浸透速度も日本のそれの比じゃないんですよ。
いや、まぁ、コレは端に中国人に精神的な余裕がまだ生まれてないってことだろうけど。

一時間くらいしてアパートに到着、そこで荷物を置いて、今日はココじゃなくて本当に父の知人の家に泊まるハメになっているらしく、なんでやねん、なんでやねん、とか思いながらちっさいかばんに一日分の着替え等を入れる。
今後、ここを拠点として行動するらしい。
父はまだ明日までは仕事なので、今日と明日はホテル、その後桂林観光したら、このアパートにラスト二日は泊まるらしいですけど。
と言うことで、瞬く間に夕方になったので、今日は「重慶鍋」ってのを食べさせてやる、とつれてきてくれました。
今日泊まるらしい人の夫婦も来たのですが、奥さん、中国語しか通じないんですけど。
せめて……せめて英語……!
店員も同じで、英語が一切通じません。
中国は「ニーハオ」くらいしか言えない、読めないT-Akfとしてはすごい心もとないです。
父親は自分さえ良ければ良い人種+自分は適当にやってなんとかしてる人種なので、私のように色々なことに対して下準備をしないとできない人が理解できなみたいです。
ハナから期待してませんが、やっぱり一切T-Akfのフォローなしですよ。
自称気配りの達人らしいですが、すごいですね(棒読み

重慶鍋は鬼のように辛かったです。
というかぐつぐつ言うとでる湯気で咳き込むとかアホか。
キムチのからさじゃなくて、コレは山椒と唐辛子かな。
で、そこでお肉とか白菜(味が染みてすごいことに)とかをゆでて、ごま油を付けて食べるんですよ。
あまりに辛いからごま油で洗うようにして食べようと決めたのですが、そうすると今度は油つきすぎてしつこい。
しかも数分もしないうちにごま油が辛くなってしまって。
すごかったです。
いや、おいしいですよ、おいしかったですよ。
でも辛い。

そのまま父親と別れて、T-Akfはその知人の車に。
「マジで?」とか思いながらついていくと、ホテルに到着。
「ココに泊まってくれたまへ」とおっしゃったので平身低頭して恐縮する。
でもまぁ、良かったです。
タオルとか持ってきてないしそもそも話すことありませんしそもそも奥さんとすごい気まずい空気が流れるのは目に見えてます。
ところで奥さんの名前なんですか、聞いてないんですが。
気配りの父は教えてくれなかったんですが。

さて、ホテルですが、空港ホテルですね。
ツインルームなのでベッドが二個あります。やったー、って思ったんですが、なんか変です。
短いんです。
足伸ばすと、足がベッドからはみ出るんです。
身長164センチのT-Akfがですよ。湯上り卵肌の桃井がですよ。古い。
あとベッドとベッドの間のチェストにおそらくバイブがおいてました。15元。
あれ、15元?
じゃあバイブじゃないのかなー。
ν-bratorって書いてあったのでバイブだと思ったんですけど。
ルームサービスにはコンドームもあるし。
ちなみにコンドームよりもスプライト(炭酸飲料)のが高いです。
なんじゃそら。

まぁ良いです。
寝ます。
つかれきりました。
明日九時に来るらしいです。
いやマジで疲れた。

Written by T-Akf

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