August 15, 2006 決定的瞬間に居合わせながら何もしなかったのも悪いな : China Travel
桂林観光二日目。
今日は何やら象鼻山と博物館を見てから、深センに帰ることに。
ちなみに博物館はT-Akfのリクエスト。
博物館ってすきなんですよね。
価値がどうこうってのは思いっきり興味が無いし、歴史的な背景がー、とかも興味は無いんだけど。
見てて面白いと思いません?
ああいうものって。
そういう意味では美術館のが見てて面白いんですけど。
普通の絵画も、「なんでこんな普通の日常風景を絵にするのか」とか考えると数十分とか経ってます。
何も考えないで細かいトコ見て、「あ、ここの絵の具はがれかかってる」とかも好きですけど。
だもんで、今回の観光も、結構何も考えないでぬぼーって色々見て回るのが楽しかったのですが。
その「ぬぼー」が父親には無感動に見えたらしく、「お前には何を見せても感動しないな」と言われました。
違うねん。
と言うことで、象鼻山も、あんまり芳しい反応はしなかったらしく、父親的には不満だったそうです。
知らんがな。
「うわぁ本当に象さんのがお水飲んでるみたいだなぁ〜♪ かわいい〜vv」とか言うと思ってるのか、二十台の男が。
ってコトで、そのまま博物館だか美術館だか良く分からないトコへ。
中国ってのは共産主義なので、この手の美術品の大半は個人所有ではなく国保有になってるんですね。
共産党員の部屋には調度品として高級家具があることもありますが、それもやっぱり国のものなんですよ。
その「国のもの」を陳列してる博物館だそうです。
まぁ、中国といえば、って感じで分かりやすくアジアーンな感じで。
こう、八福神の彫り物とか。
まにあーっくな感じで。
こういうの、やっぱりT-Akfは好きですねー。うん。
そういうマニアックな彫り物の細部をちまちま見てるのが楽しかったです。
でもまさかここで重大な事件が発生するとは思いもよらなかったワケですよ。
とりあえず一通り説明してくれるおねいさんについていきながら歩いていたらなんか雲行きが怪しくなってきたんですよ。
「最近はウチも財政難だし少数民族のためにここで美術品を販売してる」とか言い出したんですよ。
まさかこの父親も買うわけないよなー、こんな置物とか。
とか思って聞き流してたんですよ。
でも父親はお金の話が大好きなので、こんどは美術品全部に対して「これはいくらくらいなの?」とか聞くの。
アレか。イタい日本人の典型かアンタは。
美術品はカネじゃねぇんだよ! っつーか眺めるもんで買うもんじゃないよコレクターじゃないんだから。
なんだよ! 百万したらその辺の石ころすらも高貴に見えるのかよ! 見えねえよ! 少なくともT-Akfには見えねえよ!
とまぁ、この段階で既に気づかなかったT-Akfも悪かったのですけど。
飾り棚の前で、おねいさんと二人で立ち止まってるワケですよ父が。
「これ良くないか昭文」とか言ってくるわけですよ父が。
どれだよ。
この棚と棚の中身全部かよ。
馬鹿な。
「いや、全部?」
「ゼンブダトヤスイネ」
「いやいやそういう問題じゃなく」
って言うか買うの? 買うんだ。
いやもう良いよ、父の金だし。
実家にこんなもん置く場所無いけど。
買えば良いよ、それで満足するなら。
「いくらですか?」
「10万元ネ」
死ねば良いよね。
100000RMB = 1460204円
146万だよ146万。
そんだけのカネあったら私にくれよ。
その後、マジで買ってた。
音速でドン引き。
昨日の一件(掛け軸購入事件)もあり、T-Akfのテンションが地に落ちるを通り越して地中にまで落ちてる状態で、そのまま深センに帰りました。
T-Akfは何度も「それ置き場無いよ」とか言ったり「そんなんダレも喜ばないよ」とまで言ったのに父は「玄関とかに置けば良いじゃないか」とか「喜ぶだろ」とか。
お前玄関に棚がある家ってどこにあるよ。ねぇよ。
TVで見たことあるとか言ってもアレは玄関じゃなくて「エントランスホール」っつーもんだよ。あるいはロビー。
ウチそんなのねぇよ。扉開けて目の前階段だよ。
もう疲れ切って、ガイドさんと別れてからT-Akf終始無言。
飛行機でも無言。
空港ついて深センに帰ってきて、あらかじめ手配しておいた運転手さんの車に乗り込み、父が嬉々として実家に電話してるのを超醒めた目で見るT-Akf。
「いやぁ、どうしても昭文が欲しいって言うから買ってやったんだ」
言ってNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
まぁ、そんなテンションだだ下がりの状態で、深センの父のアパートの付近を徒歩で探索。
ウォルマートを発見。
明日は確か一日フリーだったのでその時に音楽CDとか無意味に買ってみようかなー、とか頭の中にメモライズしつつ。
こっちでもちょっとしたレジャー施設に。
中国民俗文化村。
夜になるとショーをやるとのことなので、見てきました。
二日連続で似たようなショーかよ、と父と二人で言いながらも。
二日連続となるとどうしても前日との対比をしてしまうわけで。
田舎として観光都市として発展した桂林に比べて、この手のショーはやっぱりこっちのが垢抜けてました。
って言うかめちゃくちゃでした。
馬の曲乗りとかレーザービームとかどこのUSJ? みたいな。
やってる内容、というか全体的な流れはほぼ桂林のそれと同じなんだけど、色々と規模がでかかったです。
花火とか。
野外ステージなのはそういう意図かー、みたいな。
小林幸子っぽい衣装とか。
いやぁ派手でした。
ド派手。
夕飯はそのまま帰りに洋食屋で食べて帰ってきたんですが。
雰囲気は良いよ、確かに。
でも暗い。
暗すぎ。
やってきたグラタンの表面がチーズなのかホワイトソースなのか判別がつかないくらい暗い。
そして味が薄い。
衝撃的に薄い。
父曰く「まぁ大しておいしくないんだけどな」とか。
だったらつれてくるなよ。
「いやあココまずいんだよ」とかいって紹介された店ダレも行きたくねえよ。
今日から父のアパートに寝泊りです。
まぁ、3LDKに一人暮らしの父なので、空き部屋二つもあるからそのうちの一つを使いましたけど。
って言うかやっぱ中国の建物は高いね。
ココ20階だって。
キャー。
コレが十年近く前に作られたってこともびっくりだよ。
まぁ、コレは中国の建築技術が高いんじゃなくて、地震が無い地区だからなんですけどね。
だから耐震構造ってのをそこまで重要視しなくて良い。
多分日本と同じ規模の地震がおきたらもう国滅びるんじゃないかってくらいもろいらしいですし。
と言うことで今日は一人で寝れます。
わー、静かー。
ぐっすりん。
Written by T-Akf