サイネリアって花、あるよね。でもあの花、本当はシネラリアって言うんだよ。CINERARIA、だからシネラリア。 ただ、カタカナ読みするとやっぱり「死ね」って言葉が入ってるから。 だからお花屋さんはサイネリアって呼んでるんだよ。

ちなみに花言葉は諸説色々あるんだけど、「活発」って感じね。 名前はシネラリアなのに花言葉が活発なんてもう日本に存在することが間違いみたいな花だよね。ほんと。

なんだ、知らなかった?有名な話なのに。 ってことでお土産一つ目。サイネリア。和名で言うと富貴菊。上品だわ。 なんか縁起悪いのか縁起良いのかわかんない花だよねー。だから好きなんだけどさ。

あ、花言葉になんか興味ないか。 まぁ男の子で花言葉にめちゃくちゃ詳しいってのもなんかナヨナヨしてるイメージがあるしね。
「このバラの花言葉は情熱って言うんだぜお嬢ちゃん」

くらいならバカっぽくて面白いけど。
「この花はヒヨス(非沃斯)って言って花言葉は不完全、なんだ。僕の今の姿のような……」

とか言って自分哲学を語り出したら私なら引くわ。 そもそもヒヨスなんて知ってる人いるのかしら。 今日持ってきたんだけどね。
ほら。地味でしょ。もうここまでマイナーだとキザとかを通り越してキモいよね。

ほら、えっと。なんだっけ。 ガンダムの話するときにシャアとかアムロとかじゃなくて、 アルフレッド・イズルハの話とかされたりしたら引くのと同じかなぁ。
そういえばあんただよね。 私にアルフレッド・イズルハについて延々と二時間近く語ったのって。
おかげで覚えたわよアルフレッド・イズルハ。 そもそも何者なのアルフレッド・イズルハ。 二時間以上話したくせにあんた肝心なこと何も言わなかったし私も聞き流してたし。 あ、でも語感は好きかも。アルフレッド・イズルハ。

ガンダムの話は私がしたってつまんないし。というか知らないし興味ないし。 ってことで、今日のメインイベント。
じゃん、青いバラ。 まだまだ真っ青、とまでは行かないんだけどね。 それでもこのバラを見て、「青い」って言える程度までにバラも青くなってきたのよ。 昔はblue roseなんて「ありえない」って言う意味の熟語としてまで使われてたのにね。 その青いバラの花言葉は安直に「奇跡」だそうだけど。 確か花言葉が奇跡の花って他になかったっけ?

でもこの青いバラ、すごいんだよ。 先端技術のオンパレード。 たかが青いバラを作るだけで、私の一生の生活費よりも高いお金かけてるのよ。 ばかばかしいというかすごいというか。 そんなお金があったら私にくれっての。 あ、私は関係ない?そりゃそうだ。

それにしてもあんた本当に何も知らないわね。 本当に花屋の息子なわけ? 花キューピッドなわけ? あれ、キューピットだっけ? っていうかCUPIDだからキューピッドなんだけど。 あぁ、花キューピットかも。

微妙に分かりにくい和製英語使うわよね日本って。 というかそもそもCupidは英語だっけ。 別にラテン語でもいっか。関係ないし。

じゃ、ついでだし、最後にマリーゴールドなんてどう? 花言葉は絶望、って綺麗な花のわりになかなかグロいよね。 だから彼女に上げるときは気をつけたほうがいいよー。 うん、これもやっぱり有名な話だね。 あ、どうでもいいかそんなの。
だって君もう死んでるもんね。

あー、失敗したなぁ。 やっぱりお墓にこんなにお花並べたら花フェスタ'95みたいだよ。 ここは岐阜じゃないのにね。

彼のお墓はいつもお墓には不釣合いなほど多くの花が添えられている。 それは彼女の嫌がらせか、あるいは彼女なりの供養なのか。 その原因は誰も知らない。


-Postscript-
なんていうか、T-Akfの父方の田舎である徳之島は、毎月一日にお墓参りに行くくらい熱心なんですよね。
都会の人間であるT-Akfにはあまりそういう意識はないんですけど。
でも、お墓参りしてると気分がなんとなく厳かになるのは気のせいじゃないかも。
いや気のせいか。
そこまで神格化したら逆にイタい人みたいだ。